頑固な便秘に悩んでいる方で、あまりに苦しいと便秘薬に頼るという人もいるのではないでしょうか?
便秘解消のやり方は色々ありますが、やってみてもイマイチ効果が得られないという方もいると思います。また、薬を多用しているという場合は少し注意が必要です。
そんな方におすすめなのが「うつ伏せ」の方法です!詳しく見ていきましょう♪
便秘の新常識について

・お通じは週に3回でも問題なし!
平日は無理でも週末なら出るという人もいますよね。それが規則正しく排便されているのなら問題ありません。毎日出ないと便秘!というのはもう古いんだそうです。
・便秘薬は週に2回まで
刺激性のある便秘薬は週2回までなら問題ありません。これ以上の服用は危険ですので守るようにしましょう。
・便秘薬は非刺激性を選ぶ
今は非刺激性の便秘薬も販売されています。所要量さえ守れば毎日服用しても問題がないんだとか。無理やり腸を動かす薬ではないので、お腹の痛みも緩やかなんだそうです。
昔はこうだった!という考えは捨て、現代にあった常識や知識をしっかり見つけるようにしましょう。
便秘薬を使い過ぎるのは逆効果!?

便秘薬を日常的に使用していると、効果が出にくくなることがあります。すると薬の量を増やしたり、回数を増やし、状況はどんどん悪化してしまうことも。
効果が出にくくなると便秘に囚われてしまい、ストレスになってしまいます。ストレスは余計に便秘を悪化させるので良くないんですよ。そして悪化してしまった場合、意識を失うこともあるそうです。
便秘薬を使うことは決して悪いことではありませんが、日常的に使用するのは控えましょう。
便秘に効果的なうつ伏せのやり方

「うつ伏せ」のやり方はとても簡単です。
まず、1日10分間うつ伏せの姿勢を作ります。次に寝転がってゴロゴロする動きを5回以上行います。その後8時間以上何も食べない時間を作ります。
小腸は複雑な形に折り畳まれています。そのため通常のマッサージでは小腸全体を刺激するのは難しい臓器となっています。しかしうつ伏せのポーズを取ることで、お腹が押されて小腸全体がまんべんなく刺激されます。
また、小腸のぜん動運動を促す効果があります。そしてその刺激が大腸のぜん動運動も促すので、正常な便通が回復し便通異常につながってしまうガスの減少にもつながります。
⇒ 肌荒れ予防にもなる便秘解消マッサージ【動画】
効果的に便秘解消するために

便秘解消するのに、なぜ8時間以上何も食べない時間を作るのかというと、活発な【ぜん動運動】が開始されるのは、食べ物を食べてから8時間後と決まっています。
8時間の空腹時間を取ることによって、腸のぜん動運動が活発化してお通じをさらによくしてくれるので便秘解消へと繋がっていくのです。
やり方も1日10分うつ伏せになってゴロゴロして、8時間何も食べない時間を作るだけなので、毎日忙しくて時間のない方でもやりやすい方法です。
便秘は万病の元と言われますので、健康のためにも簡単で手軽にできるのでやってみると良さそうですね。