たけしの家庭の医学で紹介されていた、えごま油という植物油。DHAやEPAなど健康に良いと話題の青魚の油に匹敵すくらい、いやそれ以上に素晴らしい効能を発揮すると言います。ではえごま油には、どんな効能があるのでしょうか。オススメの食べ方もご紹介します♪
えごま油の効能は?

えごま油は、体内で血液凝固や炎症を抑える働きをする物質の材料となる、αーリノレン酸という必須脂肪酸を含みます。αーリノレン酸はまた、体内でEPAなどを合成する材料にもなり、血中コレステロールを低下させたり、神経細胞の原料となるなど、私たちの体内でとても重要な働きを担います。
それでは、どれだけの量のえごま油を摂ることで、このような効能を期待することができるのでしょうか。厚生労働省によると、1日に必要なαーリノレン酸などのn-3系の脂肪酸は、約2gと言われています。しかしながら、これを魚だけで摂取しようとすると、毎日アジの開きを2尾食べなければならないなど、とても大変です。でも、えごま油ならば1日に小さじ1杯、4g摂るだけで必要なn-3系の脂肪酸を摂ることができるのです。
ではどのようにして、えごま油を食べたらよいのでしょうか。また、食べ方で注意することはあるのでしょうか。
オススメの食べ方や注意点

えごま油は熱に弱いので、加熱調理するとせっかくの効果がなくなってしまいます。ですから、なるべく生のまま食べることをおすすめします。例えば、サラダのドレッシングに使う、冷や奴に薬味やしょうゆと一緒にかける、キムチに混ぜるなどの食べ方がおすすめです。また、そうめんの汁に混ぜたり、スムージーに入れるなどの食べ方もおすすめです。
またえごま油は、とても酸化しやすく、酸化してしまうと効能がなくなってしまうので、蓋を開けたら1か月以内に使い切ることが重要です。ABC朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』で紹介されたえごま油、ぜひ正しい食べ方で召し上がってくださいね♪